ラ・ボーテの脱毛の特徴

ラ・ボーテの脱毛は、確実で早い完了のための技術があります。それは毛周期の見極めと脱毛機の出力設定です。まず、毛周期をしっかりと見極めて行っています。表面に生えている毛が全てではなく、いずれは生えてくるけど今は休んでいる毛穴が7~8割存在します。

毛穴は成長期に毛を作り出し、しばらくすると休みに入ります。休みに入りかけた毛穴を退行期と言い、通常成長期・退行期・休止期を繰り返しています。光脱毛は、成長期の毛穴に有効です。退行期・休止期の毛穴は照射しても処理できず、いずれまた生えてきます。その生えてきたときに処理します。

 

早い完了には、成長期の毛穴を逃さずコンスタントに照射していくのが鍵となります。成長期の毛穴を逃さないためには来店されて照射するタイミングの見極めが重要です。

 

まず、生えている毛を見たときに、どれが成長期の毛なのか退行期の毛なのかを見てわからなくては、成長期のうちに処理するといった成長期を逃さず処理することは不可能です。この見極めができるのは、光脱毛以前の脱毛法のニードル脱毛を長期間行っていたからです。

 

ニードル脱毛は、毛と同じ位の直径の針(ニードル)を毛穴の毛根部まで挿入し、電気を流すといった職人わざのような技術です。毛穴の向き・角度・深度は毛穴ひとつひとつ違うので、0.何ミリ単位を指の感覚で、極めて微妙な作業をするわけですが、ニードル脱毛の場合も成長期の毛穴だけが有効的で、退行期の毛は施術しません。

 

なので、成長期の毛と退行期の毛はすぐに見分けることができます。成長期を逃さないために最初は1か月に1回の照射のペースで行っていきます。そのペースで行っていくうちに、2か月後の照射でも成長期を逃さないような状態になります。それ以降は2か月に1回のペースになります。1か月に1回から2か月に1回になる時期には個人差があります。

 

通常2か月に1回になったら完了までそのペースで行います。確実な脱毛にはこの毛周期の見極めと、照射の際の脱毛機の設定がとても重要です。設定には比較的に簡単な見極めの、肌の色の違いの他、毛穴の深さとパワーを設定しますが、ニードル脱毛時代の経験から毛穴の深度とどのくらいのパワーが必要な毛質かの判断が容易にできます。それはすごく重要です。なので来店直前の剃毛はできる限り控えていただいています。

 

毛は脱毛が進んでいくと、細くなっていきます。最初とは変わっていきますので、その都度毛の状態を見て機械の設定を検討していきます。脱毛を始めたばかりであれば、剃っていても毛穴を見れば毛の太さ、量はわかりますが、進むにつれて毛穴が小さくなり、微妙な毛の太さの違い、毛量など生えている状態がわかりづらくなります。

 

脱毛を始めて最初のうちは自己処理の剃毛はいいですが、できれば来店直前は控えていただき、進んでいけばあまり気にもならなくなっていきますので、普段からなるべく剃らずにしていただけるとベストです。

 

しかしながら剃らないととても気になる方もいらっしゃいますので、そのあたりはご相談しながら進めていきます。また、来店時の剃毛のときは拡大鏡をつけて行っていますので、剃っていてもおおよその毛の状態は判断できますのでご安心ください。